TDI REBREATHER CAVERN DIVER

カバーンCCRダイバー

このコースは、TDIが承認したリブリーザーを使って、ケイブやオーバーヘッドの環境において、洞窟入口から光が差し込む範囲内で潜るための最低限のスキルと知識を身につけることを目的としています。さらに、リブリーザーによるケイブダイビングに伴う特定の危険について説明します。リブリーザーカバーンコースは、洞窟環境でのダイビングのための指導を行うものではありません。このコースの目的は、リブリーザーカバーンダイビングの適切な計画、手順、技術、危険性をダイバーに教育することです。

どのような人のためのコースか

  • TDIエアディルエントCCRの認定を受けたダイバー、または同等ランクのダイバーで、リブリーザーをカバーンダイビングゾーンに持ち込むことに興味がある方。

コースの前提条件

  • 18歳以上
  • TDIエアディルエントCCRダイバー、もしくは同等ランク
  • 25回以上のダイブログかつ、特定ユニットにて25時間以上の潜水時間が必要

このコースで学べること

  • カバーンダイビング方針
  • 心理学的考察
  • 器材コンフィギュレーション
  • コミュニケーション
  • スイミングテクニック
  • 生理学
  • カバーン環境
  • カバーン保全
  • トラブルシューティング
  • ベイルアウトガスの必要量
  • 事故分析
  • ダイブテーブルと減圧理論の再確認
  • オープンサーキットダイバーによるカバーンダイビング
  • カバーンダイビングとエチケット

このコースでやるべきこと

  • ランドドリル
  • Sドリル
  • 水中スキル

このコースで得られるもの

以下の制限を守ることを条件に、直接の監督なしにリブリーザーカバーンダイビングを行うことができます。​

  • 昼光エリア(Daylight zone)(例:自然光が差し込む洞窟の入口)
  • ダイバーは、もっとも遠いポイントから、減圧停止を行いつつ安全にエキジットするために、水面空気消費量を、毎分30リットル、もしくは講習生のCO2イベントから計算された水面空気消費量のどちらか大きいほうを基準としたベイルアウトガスを携行しなければならない。
  • 水面よりライン沿いに60m(200ft)
  • 最大深度30m(100ft)
  • 減圧停止不要潜水
  • 2人のダイバーが並んで通ることができないような、行動が制限される狭いスペースがないこと
  • 適切な安全停止
  • ガイドラインの連続性を維持
  • TDIにて認められているリブリーザーを含む、カバーンダイビング用の適切な器材を使用
  • オーバーヘッド環境では生命維持装置を外してはならない
  • 視界は、洞窟内部から出口を識別するために十分でなければならない

以下のコースに参加することができます。

コースの認定要件

  • 安全かつ効率的に海洋実習を行うこと
  • ダイビングの計画と実行に関して適切な判断ができること
  • ケイブ環境に対して、適切なアウェアネスと敬意を継続して持ち続けること
  • 全てのダイビングをログ付けすること

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