TAKEDIVE 吉村秀信氏に聞く 「SDIクロスオーバーがもたらした教育品質の進化と、今後の可能性」

投稿者:加藤 大典

沖縄・恩納村を拠点に多くのダイバーを育成している TAKEDIVE代表・吉村秀信氏。
同店は2024年、教育システムをSDIへ全面的にクロスオーバーし、
“現場の業務効率”と“講習品質”に大きな変化があったといいます。

今回SDI JAPANでは、吉村氏にクロスオーバーの背景、実際の運用結果、
そして今後のプロフェッショナル育成の展望について伺いました。

■ SDIへクロスオーバーした背景 ― 「団体よりもサービス内容の時代へ」
吉村氏は、当初は他教育機関のネームバリューに対する懸念があったといいます。
「お客様は“どんな体験を提供するか”のほうが重視される流れになっていると感じています。」

市場の価値観の変化に加え、
他教育機関では講習費が高騰していた状況もあり、
教育の質を維持しながら適切なコストでサービスを提供できるSDIを選択されたとのことです。


■ 事前学習型のeラーニングが「沖縄リゾートに最適」
● デジタル教材で業務効率が大幅改善

SDIのeラーニングは、
講習生の学習状況・苦手分野がリアルタイムで確認できるのが特徴です。
「事前に弱点が分かるので、対面講習では必要な部分に集中できます。
対応時間が短くなり、より質の高い“補強トレーニング”に時間を使えるようになりました。」

沖縄のように短期滞在の旅行者が多い地域では、
事前学習と現地指導を組み合わせた“ハイブリッド教育”は非常に効果的です。

■ コスト改善とサービス向上の両立
吉村氏はクロスオーバーの決め手として、
経済性とサービスの拡張性を挙げています。
「以前の1名分のコストで2名を受け入れられるほど効率が上がりました。
料金面でも、お客様にとっても提供側にとってもメリットが大きいと感じています。」

SDIの合理的な新設価格は、
リゾート講習において“適正価格で質の高い教育”を可能にしました。

■ SDI指名の新規問い合わせが増加
― 他教育機関インストラクターからのクロスオーバー相談も

ウェブサイトにSDIを明記してから、
「SDIで講習を受けたい」「SDIでプロになりたい」という問い合わせが増えたとのこと。

特に、
他団体のインストラクターからのクロスオーバー相談が増加
している点は、プロフェッショナルからの関心の高さを示しています。

■ TDI Technical Dive Master の存在感が上昇
TAKEDIVEではテクニカルダイビングの教育にも力を入れており、
その中でも TDI Technical Dive Masterコースが注目されています。

「ファンダイビングをテクニカル仕様で引率できる特殊な資格で、
OWインストラクターにとっては非常に価値のあるステップアップになっています。」

ダイブマスターからテクニカルダイブマスターへのアップグレード制度も好評で、
プロ育成の選択肢が広がっています。

■ 体験ダイビングからのスムーズな“ステップアップ導線”
SDIの強みは、初心者向けの事前学習教材を無料で提供できる点にもあります。

特に好評なのが 「ディスカバースクーバ・eラーニング」。
「旅行前に学べるため、お客様の安心感が高く、
体験後のステップアップにもつながりやすい仕組みです。」

体験→講習への自然な流れが構築できることは、
リゾート業態において大きな価値となっています。


■ SDIに期待すること ― プロモーションと継続的なサポート
吉村氏からは、SDI JAPANへの具体的な期待もいただきました。
無料eラーニングなどのプロモーション施策の継続
リゾートエリア向けのキャンペーン展開
テック部門の強化、プロ育成サポート

特に、旅行前から学習できる仕組みは沖縄との親和性が高く、
今後の普及を強く望まれていました。

■ 最後に ― クロスオーバーを迷うインストラクターへ
吉村氏は、SDI移行を検討しているショップ・インストラクターへ
次のメッセージを寄せてくださいました。
「SDIは現場にフィットする教育システムです。
効率が上がり、講習の質も上がり、お客様の満足度も高くなる。
迷っている方は、ぜひ一度SDIの教材を触ってみてください。
現場目線での価値を実感していただけるはずです。」



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