第3回 稲積水中鍾乳洞プロジェクト 探検ダイバー募集開始|申込フォームはこちら
投稿者:加藤 大典
稲積水中鍾乳洞プロジェクト 探検ダイバー募集開始
日本一の水中鍾乳洞「稲積水中鍾乳洞」で、世界的にも希少な洞窟ダイビング探検に参加しませんか?
国内最大といえる記録もあり、さらに未踏域の探検も続いています。たいへん特別なフィールドです。
2025年11月プロジェクトのメンバーの募集を開始します。
すでに参加表明していただいている方は、事務局からご連絡いたします。
【開催日程】
第3回稲積水中鍾乳洞プロジェクト
日程は11月22日(土曜日)、23日(日曜日・勤労感謝の日)、24日(月曜日・振替休日)。11月後半の方の3連休です。
【開催場所】
大分県 豊後大野市 稲積水中鍾乳洞
【参加条件】
[ダイバー]このプロジェクトは、一般ダイバーさんの参加も可能です。一般ダイバーさんは、インストラクターがカバーンダイビングエリアをガイドいたします。ダイビング基礎技術の習得は必須ですので、事前にチェックダイブが必要となります。またバックアップガスの携行をおすすめしていますので、SDIソロダイバーやSDIサイドマウントダイバー資格があるとよいです。資格のない方は事前にトレーニングも可能です。ダイビング以外でもプロジェクトメンバーの活動を見学したり、お手伝いしたり、洞窟について学ぶことができます。
[ケイブダイバー]TDIケイブダイバー(または同等資格)をお持ちの方もご参加いただけます。リアルなプロジェクトとなりますので、資格だけではなく、安全に潜るために、事前トレーニングやチェックダイブが必要です。SDI TDIファシリティとしての参加も可能です。詳しくはお問い合わせください。洞窟ダイビング経験(Intro to Cave以上推奨)健康で自己管理ができる方 チームダイビングに協力できる方
【参加費用】
¥99,000(税込)(3日間)
※洞窟入洞料・安全管理費・シリンダーレンタル・バンガロー宿泊費・運営経費 含む
※交通費・食事・酸素やソフノライムは別途 特別な探検の費用は別途となります
※初参加の方はプロジェクトTシャツの購入をお願いします。
【持参器材】
[ダイバー] マイギア 予備の呼吸源(ソロダイバー装備・サイドマウント装備が理想) レンタルもございます。ご相談ください。
[ケイブダイバー]テクニカルケイブダイビング装備 ドライスーツ
【申込み方法】
下記リンクより申込フォームにアクセスし、必要事項を入力してください。
すでに参加表明されている方は、事務局よりご連絡いたします。
※お申し込み後、担当者より確認メールをお送りします。
※定員に達し次第締め切ります。
第3回 稲積水中鍾乳洞プロジェクトの詳細案内
【募集!】第3回 稲積水中鍾乳洞プロジェクト開催決定!!
稲積プロジェクト関連記事
【報告】第1回 稲積水中鍾乳洞プロジェクト/INAZUMI UNDERWATER CAVE PROJECT
【報告】第2回 稲積水中鍾乳洞プロジェクト/INAZUMI UNDERWATER CAVE PROJECT
SDI TDI JAPAN instagram
吉田勝次 地球探検TV
第一回プロジェクト
【稲積鍾乳洞 其の1】半世紀前の探検家へ!その先の未踏へ!!【水中洞窟】
【稲積鍾乳洞 其の2】伝説は本当か?!特別許可の洞窟探検を公開!【封鎖洞窟】
第二回プロジェクト
【稲積水中鍾乳洞】洞窟をよじ登る探検家!半世紀前の伝説を追う【クレイジージャーニー吉田勝次】
【稲積水中鍾乳洞】ついに上陸!水中の先にある秘密の洞窟を探検【クレイジージャーニー吉田勝次】
稲積プロジェクトTシャツ販売中
売上の一部は稲積水中鍾乳洞の環境保全に活用いたします。
TDI / INAZUMI UNDERWATER CAVE PROJECT Tシャツ
稲積水中鍾乳洞 潜水活動における心構え
・環境への影響を最小限にし、鍾乳洞を傷つけないよう細心の注意を払うこと。
・常に健全で謙虚な心構えを持つこと。
・安全を最優先し、自分の能力範囲内で余裕をもって潜水すること。
・認定範囲内であり、かつアクティブステータスで達成条件を満たしていること。
・プロジェクトの趣旨に沿い、個人のエゴや自己目的を優先しないこと。
・自分が完全に使いこなせる器材のみを使用すること。
・稲積水中鍾乳洞が認定した安全管理者の監督のもとで潜水活動を行うこと。
・志ある仲間に対して、公平かつ歓迎の姿勢を保つこと。
・他者の意見に耳を傾け、オープンマインドであること。
・譲り合いの心を持ち、協調して行動すること。
・そして、活動を心から楽しむこと。
稲積水中鍾乳洞までのアクセス方法は?
プロジェクトは稲積水中鍾乳洞に現地集合となります。
[公共交通機関ご利用の場合]
JR豊肥本線・三重町駅下車後、タクシーで約20分
[公共交通機関+レンタカーご利用の場合]
新幹線(小倉駅)から2時間30分~3時間
飛行機(大分空港)1時間40分~2時間10分 ※霧による欠航の可能性もあります
飛行機(北九州空港) 2時間30分~3時間
[マイカー+フェリー]
航路:大阪南港 → 別府港(フェリーさんふらわあ)
所要時間:夜行便 約12時間(19:00発 → 翌朝7:00着)
港から鍾乳洞まで:別府港 →(車)→ 1時間30分~2時間
メリット:船中泊で体が楽、朝からプロジェクトに参加できる
デメリット:出港・到着時間が決まっている
宿泊先は?
宿泊は稲積水中鍾乳洞のバンガローになりますが、
ホテルご希望の方は下記に直接ご予約ください。
・ホテルますの井
・HOTEL AZ 大分三重店
ホテル泊希望の方は、マイカーまたはレンタカーをお手配ください。
[プロジェクト名] INAZUMI UNDERWATER CAVE PROJECT 稲積水中鍾乳洞プロジェクト
[稲積水中鍾乳洞とは]
大分県豊後大野市にある稲積水中鍾乳洞は3億年前の古生代に形成され、30万年前の阿蘇火山大噴火により水没し現在の形を形成しました。洞内には水中鍾乳石や珊瑚石、ベルホール、ヘリクタイトなどが数多く見られる世界的にも珍しい水中鍾乳洞です。
稲積水中鍾乳洞の始まりは、今からおよそ2億数千万年前。はるか大昔、恐竜が生きていた時代で、私たち人類が現れ、やがて長くて寒い氷河期に入ろうとしていたときでした。 ちょうどそのころ稲積水中鍾乳洞のもとになる形(洞窟)ができたと考えられています。そしておよそ8万5千年前に起こった、熊本県の阿蘇山の大噴火によってこの鍾乳洞はすっかり水に埋もれてしまったのです。 その後長い時間がたち、 江戸時代には鍾乳洞の存在だけは知られていましたが、誰も見ることはありませんでした。 そして発見されたのは、現代のこと。ある日白山川で遊んでいた子どもたちが水のなかに“穴”を見つけたのが、なんと鍾乳洞の入り口だったのです。1976 年には塩月耕さんを中心とする潜水探検隊のダイバーによる潜水調査が始まり、日本でも一番長い約1,000 メートルの水中鍾乳洞が確認されました。 今でも調査は続き、2014年2月に行った潜水調査では、水中鍾乳洞全体の測量と、本洞最奥部の調査結果が報告され、新たに300メートルもの鍾乳洞が見つかりました。現時点で日本最長の水中鍾乳洞です。
[稲積水中鍾乳洞プロジェクト]
前回の公式な調査から10年。稲積水中鍾乳洞さんから許可をいただき、稲積水中鍾乳洞支配人 青松善輔さんの監督のもとプロジェクトをスタートしました。このプロジェクトは、この洞窟を潜り続けている、ケイブエクスプローラーINAZUMIの大濱裕次さん、そしてこの洞窟に何度も訪れている洞窟探検家の吉田勝次さんと、そして発起人であるSDI TDI JAPAN代表の加藤大典の3名が中心となり、新たな未踏洞窟を探査することになりました。今回の探検は、水中だけではなく陸上洞窟の未踏洞窟も探査するケイバーとケイブダイバーのコラボレーションプロジェクトです。その他にもこの貴重な洞窟を守るための保全や啓蒙活動、新たな測量や撮影記録など様々な活動を行います。探検や測量、保全などを安全で質の高い報告ができるようにプロジェクトメンバーのトレーニングや教育にも力をいれていきます。プロジェクトのダイビングや探険も無理せず楽しく安全に運営していきます。主催は、稲積水中鍾乳洞プロジェクト SDI TDI ERDI PFI JAPANが後援となります。