TDIインストラクターがダイバーに人気のジョーフィッシュの観察を記録、分析し論文発表!

投稿者:大水  優佳

TDIインストラクターの小川 智之さんが、山口大学と共同研究で瀬戸内海に生息するニラミアマダイ繁殖行動や卵の成長について海中で観察した解析結果を、2023年6月にイギリスのWiley-Blackwell社から出版されているJournal of Fish Biologyに発表しました。
ニラミアマダイは、体長7cm程度の小さな魚で、水深約8〜20mの海底に生息しており、海底に巣穴を掘り、オスが口に卵を咥えながら孵化させる「ジョーフィッシュ」の一種として知られています。


小川 智之(#34929)
ファシリティ:ラブ&ブルー
山口県瀬戸内海で、現地ガイドとしてニホンアワサンゴの群生地や戦艦陸奥をメインポイントに活動している。
水中撮影(フォトコン最高賞受賞歴あり)からテクニカルダイビングまで幅広く活動している。

小川さんからのコメント
10年以上瀬戸内海に生息するジョーフィッシュを見てきました。
私にとってジョーフィッシュはとても愛着を持ってしまった魚で、臆病な個体や好奇心旺盛な個体など個々に性格があり、力強く生きていく行動やコミカルな動き、また嫌がると怯えてしまう目線は、長年見ていても飽きることのない魚です。
今回の発表が魚を観察する為の参考や生息研究の学術に役立てれば嬉しいです。

今回発表した論文の詳細は以下のURLをご確認いただくか、ラブ&ブルーにご来店下さい。
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/jfb.15473



インストラクター紹介 インストラクターNo. #34929 インストラクター名: 小川 智之 Tomoyuki Ogawa ファシリティ名: ラブ&ブルー ファシリティHP: https://www.loveandblue.com/ インスト...



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