PFIインストラクターコース参加者インタビュー

投稿者:大水  優佳

2023年5月22-24日、日本初のPFIインストラクターコースが開催されました。
岡本美鈴インストラクターに講師を担当していただき、名古屋・大阪から6名の参加者が集まりました。

今回のブログでは参加者にインタビューをしました。


中島絵梨佳さん(セブンシーズプラネット / 福井おおいダイビングサービス)
①コースに参加した感想
とても楽しかったです!
フリーダイビングは以前から興味がありましたが、敷居が高いイメージがありました。
美鈴さんに何でも気さくに教えて頂けて、楽しみながら出来ました。

②新しく学んだこと、気づいたこと
フリーダイビングは本格的な競技というイメージが強かったのですが、フリーダイビングと言ってもスノーケリングから競技までの広範囲をさしていること。
競技の練習は一人で黙々とやるのではなく、練習相手とコミュニケーションをとりながらリラックスして行うこと。
また、フリーダイビングに必要な器材、練習法など知りたかったことを丁寧に教えて頂けました。
特に呼吸法は、深く潜ろうとする時に戦闘モードになっていた私は、根底から覆されました。

③今後どのようにPFIと関わっていきたいか
私と同じようにフリーダイビングにトライしたいと思っていた方々に、ベーシックコースを楽しんでもらいたいと思います。
潜降して浮上するというシンプルな工程ですが、水中という環境での気持ち良さを多くの人と分かち合いたいと思います。


稲崎茜さん(セブンシーズプラネット)
①コースに参加した感想
普段SDIインストラクターとしてスキューバダイビングを教える立場にあるのですが、今回岡本美鈴さんにご指導いただき、自分でも驚くほどスッと内容が入ってきました。
もちろんフリーダイビングというものについての新しい知識を得られたことは大前提なのですが、美鈴さんの話し方、教え方、講習の構成などの面で、勉強になることが本当に多かったです。
何故、初めての内容でもスッと自分の中に入ってきたのか、その理由を考え、やり方を自分の中で整理して今後に活かしていきたいと感じました。

②新しく学んだこと、気づいたこと
息を長くとめることは苦しいことだという認識ではなく、自分の体に何が起こっているのかのサインであり、それを理解することが大事だということを知りました。
また、自分自身も耳抜きが得意な方ではないのですが、抜けないときの対処法や練習方も知らない内容が多かったので、とても勉強になりました。

③今後どのようにPFIと関わっていきたいか
私自身が今回フリーダイビングの楽しさを知ったように、多くの人に魅力を伝えられる機会を作っていきたいと考えています。
その為に安全に楽しむことが出来るような講習システムはすごく大事なので、正しい知識を持ったインストラクターとして活躍していきたいと思います。


新田洸輔さん(ダイブプロショップevis)
①コースに参加した感想
年々フリーダイビングの注目度が上がっており、ゲスト様に対し安全に楽しく案内がしたいと思っていたので良いタイミングでした。

②新しく学んだこと、気づいたこと
現在、ダイブプロショップevisで行っているスキンダイビングに関しても、アップデートできる内容がたくさんあったので既存のコースにも活かします。

③今後どのようにPFIと関わっていきたいか
現在、ダイブプロショップevisで行っているスキンダイビングに関しても、アップデートできる内容がたくさんあったので既存のコースにも活かします。


仲田正貴さん(ダイブプロショップevis)
①コースに参加した感想
フリーダイビングのイメージが競技的なイメージが強く、中々はじめるのには敷居が高い感じがありましたが、きちんと知識とルールを知ることができれば誰もが楽しめるコースだと思いました。

②新しく学んだこと、気づいたこと
自分の知っている知識が浅かった事に気づきました。学んだことを生かしながらこれからもスキンダイビングを続けて行きたいです。

③今後どのようにPFIと関わっていきたいか
ルールと知識をきちんと守りながら、スキンダイビングを広めて行きたいです。


鐵本菜穂子(SDI TDI ERDI Japan)
①コースに参加した感想
インストラクター仲間の皆さんと洗練された新しいダイビングの世界に触れることができ、とにかく楽しかったの一言です!

②新しく学んだこと、気づいたこと
今までは、様々な器材を使用して、特殊な環境下へ、深く長く滞在する、テクニカルダイビングの世界を探求してきました。
今回、フリーダイビングの教育プログラムの基礎を学ぶことで、さらに探求された新たなノウハウを学ぶことができました。
シンプルな器材で、息をこらえ、より深く長く、数分の潜水時間に集中する。少ない潜水時間のなかで、どれだけ、身体や精神に向き合い準備していくかを知りました。

2種類の洗練されたダイビング教育は、方法やアプローチが異なることにとても興味が湧きました。
そして、フリーダイビングとテクニカルダイビングが共通して目指していることは、自立したダイバー同士がチーム制でなければ成り立たないことを達成することです。これが最大の魅力であると改めて実感しました。

③今後どのようにPFIと関わっていきたいか
今までの教育プログラムにさらにPFIを融合し、「ダイバーをより安全に、より自由にする教育プログラム」を普及させていきたいです。
具体的には、次のようなことです。
1.日本に、スキンダイビングとフリーダイビングの違いやその境目をしっかりと伝える教育者を増やす。PFIの安全性を論理的に分かりやすく広める。
2.仲間と教育プログラムの価値を探求し、この先へ続く歴史をつなぐ。

日本でのコース導入に向け、グローバルスタッフ、日本語翻訳チーム、トレーニング監督の岡本美鈴インストラクター、多くのご協力があっての開催となりました。
これは、PFIだけではなく、SDI TDIでも多くの方々が関わっていることです。
全ての教育プログラムは、先人のダイバーがチャレンジして継続してきた恩恵により、できています。
この教育機関で学べることに感謝し、各分野のダイビングで洗練されたものを融合し、多くの方へこの価値を伝えたいです。

PFIベーシックフリーダイバーコース開催可能なファシリティ​(2023年6月時点)
セブンシーズプラネット
福井おおいダイビングサービス
ダイブプロショップevis
SDI TDI ERDI Japan


2023年5月22-24日、PFIインストラクターコースを日本初開催しました。 今回講師は世界的なフリーダイビング選手で、フリーダイビングの教育者としても信頼する岡本美鈴さん(PFIインストラク...



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