2025年5月31日、世界的なフリーダイビング選手、岡本美鈴さん(PFIインストラクター)による、PFIフリーダイバーコース、(新しく新設された)PFIベーシックフリーダイバーインストラクターコースが開催されました。
ゴールはスキンダイビング、フリーダイビングの境界を学びます。そして、指導者としてエントリーレベルのダイバーに、どこまでができて、どこまでができないか、安全の境界を教えられるようになることです。
参加対象者
SDI/TDIインストラクター有資格者(または他機関同等レベル)の方です。
PFIについて
PFIはSDI TDIと同じインターナショナルトレーニングのグループ機関です。
PFIはフリーダイビング教育機関の中で最も教材やカリキュラムが優れていると言われています。また、2022年12月16日公開予定のジェームズ・キャメロン 監督作品『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』でキャストとクルーへのトレーニングは、TDI/SDI/PFIインストラクターのジョン・ガービンとカーク・クラックによって提供されました。
得られる資格
以下の2つの資格取得を目指します。
【PFIのフリーダイバー】
新しく新設された【PFIベーシックフリーダイバーインストラクター】
ゴールはスキンダイビング、フリーダイビングの境界を安全に教えられるようになることです。
PFIコースについて https://www.sditdierdi.jp/courses/pfi/
PFIベーシックフリーダイバー https://www.sditdierdi.jp/courses/pfi/pfi-bfree.html
PFIフリーダイバーコース https://www.sditdierdi.jp/courses/pfi/pfi-free.html
スケジュール
合計3日間[名古屋学科プール2日 +西伊豆獅子浜海洋1日]
1日目:9:00 名古屋事務局集合 (学科&プール)➡18:00終了
2日目:8:00 名古屋事務局集合 (学科&プール)➡18:00終了
3日目 : 9:00 現地海洋地集合 (海洋実習)➡16:00終了
参加者インタビュー
佐伯 祐美 さん(画像左)
①コースに参加した感想
これまではスキューバダイビング一筋だったので、今回新しいことに挑戦するのがシンプルに楽しかったです。
個々に目標を持って挑戦できるスポーツなのに、一緒に潜るチームで一体感が生まれるのは、
フリーダイビングの面白いところだと思いました。
②新しく学んだこと、気づいたこと
これまでなんとなくやってた耳抜きを学び直すことができたと思います。
また、フリーダイビングならではの安全管理をきちんと学ぶことができました。
③今後どのようにPFIと関わっていきたいか
海で遊ぶ方法のひとつとして、素潜りという方法があると考えています。
また、気軽に取り組めるからこそ、特に安全に留意してほしいと願っています。
なので、できるだけ多くのダイバーに、安全に海を楽しんでもらえるよう伝えていきたいです。
長越 広憲さん(画像中央)
①コースに参加したきっかけ
今まで、スキンダイブを楽しんできましたが、ダイビングの講習時に少し習っただけでほぼ自己流で、より深く、長く潜れたらと思い参加しました。
②新しく学んだこと、気づいたこと
スキンダイブとフリーダイビングは、素潜りという点では、同じカテゴリかもしれませんが、競技としてのフリーダイビング、レクリエーションとしてのスキンダイブの違いを知りました。フリーダイビングの、色々なスキルは、スキンダイブだけではなく、ダイビングにも使えるスキルが沢山ありました。
③今後どのようにPFIと関わっていきたいか
今回は、まだまだ初級編ですが、もっと深く、長く潜れたらと思い、PFIのコースを進めていきたいです。また、より安全で楽しめるように、色々な方に広めたいでです。
光永 美智代さん(画像右)
①コースに参加した感想
今までの常識を覆される目の使い方で、なかなかクセが抜けませんでした。
”でも、目の使い方を修正すれば、いろいろな負担が軽くなり結果として現れることがわかりました。
講師の的確でわかりやすいアドバイスがあって気づくことができました。
魅せるデモンストレーションと的確でわかりやすいアドバイスができるための観察眼を身につけていきたいです。
②新しく学んだこと、気づいたこと
”記録にブレーキをかけるのは自分であり、メンタルブロックをいかに外すか”
上手くいかない理由を並べて『当然 今日は上手くいくはずがない』と初めからブレーキをかけてしまうことは簡単ですが、自分の身体と心と対話して、できない理由からできる方法を見つけ出し、メンタルブロックをひとつ一つ外していくことが大切さに気づきました。しかし無理・無謀・天狗は禁物。少しずつ挑戦すべし。
③今後どのようにPFIと関わっていきたいか
スノーケラーの事故報道に胸が痛みます。『事故者はライフジャケットを着用していました。』と。
でも、問題はそこじゃ無いよね?と思って見ています。厳密に言えばスノーケリングとは別ものですが、
手軽に見えるアクティビティもプロからキチンと学び、適切な器財を選んで正しく使うことの大切さを伝え広める啓蒙活動を行っていきたい。そしてここを入り口にPFIの扉を開いてもらえたらいいなと思っています。

岡本美鈴 / Misuzu Okamoto | ブログ | SDI / TDI / ERDI / PFI /First Response 日本サイト- ダイビング教育機関/指導団体・Cカード
https://www.sditdierdi.jp/blog/entry-1577.html
インストラクター紹介 インストラクター名: 岡本 美鈴 Misuzu Okamoto ファシリティ名: プルーナ ファシリティHP: https://mimidive.com/purnaofficial/ 自己紹介 PFIインストラクター、フリ...